診療案内
乳幼児健診は、お子様それぞれの成長、発達、健康状態を定期的に確認することで、治療介入できる病気を早期に見つけたり、育児についてのアドバイスを行い、よりよい育児環境をつくることが目的で行われます。
子どもは、各段階によって確認すべき点があります。
母子手帳には、それぞれの月齢・年齢でのチェックポイントが記載されていて、最低限の自己確認は可能ですが、健診を重ねることでお子さんの成長・発達を総合的に見守っていくのが小児科医の責務と考えております。
また、お子様の健康状態を把握できる機会というほかにも、ご家族が普段抱えている悩みや気になることなどがあれば、保護者の方と一緒に考え、不安を少しずつでも解消していただきたいと思っています。どんなことでも遠慮なくご相談ください。
香川県小児科医会が配布している1か月健診までに気になる赤ちゃんの仕草、症状について一問一答形式で答える優れたガイドブックです。
公費健診 | 6・7ヶ月健診、9・10ヶ月健診、1歳半健診 |
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自費健診 | 1歳健診、2歳健診、入園・入学前健診など |
事情により3・4か月健診(公費集団健診)、3歳健診(公費集団健診)をお受けできなかった方に、個別で健診を受けていただくことも可能です。
ご相談ください。
弱視とは、メガネやコンタクトレンズで矯正しても視力が出ない状態のことで、近視、遠視、乱視、不同視、斜視、瞳孔不同などがあります。
子どもの弱視は2-3%あります。4歳までに治療を開始すれば95%、7歳以下だと75%以上が改善すると言われていて、早期発見して治療を始めることはとても重要です。
当院では、お子様の弱視を早期発見するため、「スポットビジョンスクリーナー」を導入して弱視スクリーニング検査を行います。
スポットビジョンスクリーナーによる検査
視力の発達は6歳くらいまでと言われています。それまでの大切な時期に適切な治療を行うためにも、子ども視力の異常を早期に発見しましょう。視力異常が認められた際は再検査か、更なる精密検査を要するかを判断のうえ、治療が必要であれば適切な眼科医を紹介いたします。
お子さまの視力について気になる場合は、お気軽に当院へご相談ください。
※弱視スクリーニング検査は診察とは別に検査費をいただきます。
検査費 1,000円(小児かかりつけ医に同意してくださった方は無料です。)